FXの逆張りで利用するエンベロープは達人が好むテクニカル

テクニカル指標にエンベロープというものがあります。そこまで有名なテクニカル指標ではないのですが、仕組みがシンプルで分かりやすく、初心者でも簡単に使える指標です。


エンベロープとは



エンベロープは値が移動平均線からどのくらい「乖離」しているのかを知る指標です。乖離というのは簡単に言うと、どのくらい離れているのかという意味でカイリと読みます。イラストを見てもらうと分かりやすいと思います。実際のエンベロープはもうすこし複雑な表示をしています。


enbe.png



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値動きというのはずっと一方的に動くという事は多くないので、上がりすぎたら下がり、下がりすぎたら上がります。つまり値が移動平均線から離れたら、いずれ平均線の方に戻ってくる事が多いのです。その動きを利用した取引をする時に、エンベロープで具体的な乖離率を把握します。


逆張り



エンベロープは逆張りの取引で使えると言われています。逆張りというのは、値が下がっている状態でそろそろ値が上昇するだろうと予想して流れとは逆の買い注文を入れる事です。または、値が上がっている状態で、そろそろ値が下がるだろうと予想して流れとは逆の売り注文を入れる事です。

逆張りの取引をする時に大事なのが「どこで値が戻るのか」を見極める事ですので、その値動きのポイントを見極める時に、エンベロープのラインを参考にします。


注意点



エンベロープを利用する時に注意する点があります。それは値動きが荒い時や値動きのトレンドがハッキリとしている時はあまり機能しないという事です。エンベロープを使う時は相場の状況を把握して利用するようにしましょう。

そして、エンベロープを使おうと思ってもテクニカルの中にエンベロープが無い事もあります。利用したい場合はエンベロープが使えるFX会社を使うようにしましょう。




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タグ : 手法

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