含み損が出ているときに両建てをすると損が倍増する可能性が高い
含み損が出ているときに両建てをした場合の損益シュミレーションです。赤いラインは含み損、青いラインは含み益。水平の白いラインを超えると損益が1増えるという設定で、3パターンの値動きの損益を計算します。最初のポジションはLで、その次にSポジを追加するという両建てです。
さらに下げた場合

・最初のL:-2
・追加のS:+1
・損益:-1
もどった場合

・最初のL:0
・追加のS:-1
・損益:-1
もどってさらに上げた場合

・最初のL:+1
・追加のS:-2
・損益:-1
ドテンをした場合
次は両建てではなく、最初のLを損切りしてSのポジションをもった場合のシュミレーションです。値動きはさっきの3パターンと同じです。比較用に両建ての損益も書いています。
さらに下げた場合

・Lポジ:-1
・Sポジ:+1
・損益:0
・両建ての損益:-1
もどった場合

・Lポジ:-1
・Sポジ:-1
・損益:-2
・両建ての損益:-1
もどってさらに上げた場合

・Lポジ:-1
・Sポジ:-2
・損益:-3
・両建ての損益:-1
両建てもドテンも危険
簡単なシュミレーションですが、含み損が出ているときは両建てはよくないということが分かります。そしてポジションを逆にするドテンもよくないということが分かります。
・関連記事:「損したくない気持ち」を変えると損切りが出来るようになる
- 関連記事
タグ : 両建て